エジプトの考古学者らが紀元前24世紀にエジプトを支配した王の母親、シェシェティ女王とみられるミイラの一部を発見した。エジプト政府が8日、明らかにした。
エジプト考古最高評議会によると、カイロ南部で昨年発見されたピラミッド内で、大理石の石棺を5時間かけて開けたところ、布で包まれた頭部、脚、骨盤などや古代の陶器を発見した。
同評議会のザヒ・ハワス事務局長は声明文で「埋葬されていた女王の名前を発見したわけではないが、すべての痕跡が第6王朝の初代王であるテティ王の母親、シェシェティ女王であると示唆している」と述べた。
エジプトからのニュースです。
今年の1月上旬に発表されたので、ご存知の方も多いと思います。
わたしはニュースになってることにぜんぜん気が付きませんでした。正月ボケだ~。
そういや、年末年始ってエジプト&ピラミッドのTV特番が続けて放送されてましたね。
2年前の番組でもザヒ・ハワス博士が出ずっぱりだったなぁ・・・。
彼の「エミリーッ」って叫ぶ声が、まだ記憶に残ってます。
(↑中山エミリーのこと)
さて、今回発見されたのは、古王国時代最後の王朝 第6王朝のテティ王の母親だそうです。
テティ王といえば、ピラミッド・テキストで有名なピラミッドを造った王様です。
エジプトのガイドブックには必ず載っています。
残念ながら、わたしはそのピラミッドには入れませんでした。崩れかけてるので入場禁止だったんです。今もそうなのかな?
クフ王のピラミッド以降、ピラミッドはどんどん小さく脆弱な造りになっていったそうです。神王としての力が弱くなり、逆に神官たちが力を増していきました。そのため、ピラミッドよりも神殿の造営に力がそそがれた時期です。
今回発見されたピラミッドとミイラは、そんな時代につくられたものなのです。
残された遺跡にまつわるエピソードや歴史的背景を知ると、ぐっと面白くなります。
エジプトに行かれる際は、ぜひ学んでみてください。
